エンジニア採用候補者の方にお伝えしたいこと

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エンジニア採用候補者の方にお伝えしたいこと
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こんにちは、エンジニアリングユニットの岩谷と申します。今回はエンジニア組織と、採用の観点について記載していきたいと考えています。

動機は2つあり、

  • 選考プロセスを進めた上で組織・人の面を見て魅力的に感じていただけることが多く、選考前の方にもしっかり発信していきたい
  • 文面だけでは見えないカルチャーやマインド面での相互不一致を減らしたい

何かしらのきっかけでストックマークにご興味を持っていただいた方(まだ興味がない方も!)には、是非1度読んでいただけると幸いです。

組織の特徴(仕組みの面)

現在20名ほどのエンジニアが所属しており、プロダクト開発2チーム、ML処理基盤、オープンデータ、SREの5チームにわかれています。

プロダクト開発チームはPdM・Designerとの一体チームで運用しており、チーム内の運用方法は各チームに委任されていますが、スクラムに近い運用で、KPTAなどしながらチームの運用自体も自己改善していくようにしています。

開発内容の流れとしては、PdM・BizDevを中心に作成する大枠のロードマップと、エンジニアが主体的に計画する改善施策の2つがメインで、これらを具体的にどのように進めていくかはPdM・Engineer間で定期的にすり合わせを行い決めていきます。 development_flow

よくある「改善施策」と「新規開発」の優先度問題は割り切りで考えており、エンジニア全体の2、3割を目安に改善活動にリソースを当て続ける大方針を置いており、改善稼働は確保する前提で新規開発の計画も調整をしていきます。

エンジニア内でのタスク分担については、得意スキルと伸ばしたい領域を考慮した上で、専門領域は決めずにチーム内で調整して新しいことにもチャレンジできるようにしています。これは本人のためもありますが、マルチスタックなエンジニアが増えることが組織全体の生産性を上げることに繋がると考えているからです。

(最近Joinしたメンバーの入社前後ギャップとして、「マルチスタックに開発に携われるという点は、想像以上に徹底されていてびっくりした」という声もあったので、客観的にもちゃんと運用できていると思います笑)

組織の特徴(文化面)

現在エンジニアリングユニットのバリュー制定を進めており、その中で全エンジニアから声を集めました。全体を俯瞰する中で見えてきた組織の文化について記載していきます。

顧客・プロダクト志向

研究日(月に1日、学習やプロトタイピングなど、自由に活動して良い日を設けています)に自分のアイデアを形にしてみたり、顧客のためになるなら早くリリースしたいなどの声がありました。企画の主体はPdMだとしても、一緒に価値を作っていくチームとしてそこに興味がないとコミュニケーションもうまく行きづらいので、会社としても重視していますし、実際にそういったマインドのメンバーが集まってくれていると思います。

改善意識が高い

開発体験の向上意識が高い、ポストモーテムが徹底されているなどの声がありました。おかしいと感じた部分についてKPTAの場などで課題提起したり、すぐ直せるものならさっさとPR出してしまうなど、ボトムアップでの改善活動に主体的なメンバーが多いと思います。

協力・相互支援

ペアプロや、設計の相談など、協力的なチームであるという声がありました。ウェットなコミュニケーションを大切にしていますが、強制はせず、求める人には親身に協力してくれる人が多いと思います。チームがわかれていますが、どうしても得手不得手などはあるので、案件によっては設計検討の支援に他チームのメンバーが入るなど柔軟な動きも多いです。

技術的探求心

特に経験年数の短いメンバーは得意領域を軸にしつつもスキルの幅を広げていきたいという声がありました。ベテランでも、サーバサイドのアーキテクト・ML Engineeringなどメインでやってきた方がVue.jsの開発をしだしたりしています。有志での勉強会も現在2つ週次で行われています。

どのような方にJoinしていただきたいか?

今までのキャリア、実績に加え、今後の成長性込でポテンシャルも加味して判断するようにしています。現在の技術スキルだけではなく、今後どう伸ばせるかという観点も大事にしています。成長性やポテンシャルを判断する上で、ポイントになることが多かった観点を記載していきたいと思います。

技術面

触れてきた技術に対して深掘りを行い、体系的に理解(メリデメなど含む)をした上で活用しているか。世の中には多くの技術や手法がありますが、何をどう活用すべきかは事業特性やメンバー特性など様々な変数で左右されます。自分たちの組織にとってプラスになる技術的選択を行う上ためには深掘りと体系的な理解が欠かせないと考えています。 また、一定期間チームの開発のご経験がある方の場合は、実装やテスト・レビューなどを行う上で、チーム目線と、中長期目線を持てているかというのも重要な要素になると考えています。

自律性

ただ割り当てられた仕事をこなすだけではなく、違和感や課題を放置せず、提起および改善に向けた行動に繋げているか。組織として、全社的な戦略ももちろん重要ですが、お客様・ソースコードなど事業の中核をなす物理的な要素に最も触れているのは現場であり、現場だからこそ気付ける課題やアイディアを活動にのせていくことが重要だと考えています。

成長性

より高い成果を出せるようになるために自発的な行動が行われているか。仕事の中では、技術面や自律性に記載した部分への取り組み方をニアリーイコールで成長性として捉えることが多いです。また、特にジョブチェンジなどキャリアの短い方については、動機・熱力を持っているか、具体的に副業や自主開発などでスキルを埋める行動を起こしているかといった点が重要だと考えています。

採用状況・窓口について

ストックマークではソフトウェアエンジニアを採用しています!特に事業的にはIPO前の最後かもしれない大きな開発チャレンジの企画が動き出しており、非常に面白いタイミングだと思っています。 話を聞いてみたいと感じていただけたらこちらより気軽にお問い合わせください!

(某採用媒体様のアンケートで、採用候補者様から継続的に平均以上の満足度の評価をいただいていますので、ご安心してご連絡いただければと思いますw)